2019
2019年12月31日
2019年を振り返る
早いもので、あっという間に2020年がやって来る。
昭和生まれで、ノストラダムスの大予言に怯えながら幼少期を過ごした自分としては、一応無事に2020年まで生きてこられたってことがまずびっくりなわけだが、さらに驚くのは、この1年で私の「アッチャー・インディア」を読んでくれる人がずいぶん増えたってことだ。
インドのロックやヒップホップという極めてニッチかつマイナーなテーマのブログを開設した当初は、自分しか価値の分からない宝物を掘り出しては磨いて並べているような気分になったものだった。
隣のインド映画の鉱山には大勢の採掘人が集まり、買い付けのお客さんたちで賑わっているのを横目に、「ヒンドゥーのエミネム」とか「アンチカーストのデスメタル」なんていう掘り出し物を陳列しては、ヒマにまかせて並べた品にはたきをかけたりチャイを飲んだりしていたはずなのに、気がついたらこの1年でずいぶんお客さんが来てくれるようになっていた。
(お読みくださっているみなさん、ありがとうございます)
そりゃもちろん、もはや日本でも完全に人気の定着したインド映画と比べたら、インドのインディー音楽は認知度も人気も遠く及ばないが、それでもかつてのように1日の訪問者数が1ケタなんてことは無くなったし、普通の日で数十人、多い日には数百人の方がこのブログを読んでくださるようになった。
1日で千人近い人が読んでくれたこともある。
この1年は多くの出会いに恵まれた年でもあって、インド研究者の方々、インドの各方面で活躍されている方々、さらには映画、音楽、出版、芸能などの世界で活躍している方々とお会いする機会もあり、じつは普通の勤め人のおっさんである私は大いに刺激をいただいた。
あらためてみなさんに感謝する次第です。
また、1月の映画『あまねき旋律』の上映後トークショーをはじめ、8月のマサラワーラー鹿島さんとの"Indian Rock Night"、 10月のサラーム海上さんとHirokoさんとの"Gully Boy -Indian HipHop Night-"、11月の狛江プルワリさんでのイベントと、ブログの画面を飛び出して、みなさんに直接お話しする機会を何度もいただけたのもありがたかった。
あんまりお礼ばかり書いていると遺書みたいな感じになってくるのでこのへんでやめておくが、とにかく私の2019年は本当にいい1年だった。
じつは今年は厄年、しかも本厄ってやつだったのだけど、そんなことは一切感じなくて、もう良いことしかなかった。
最後にもう1回、改めてみなさんに感謝申し上げます。
インドの音楽シーンでの今年いちばんの話題は何かと考えてみると、それはやはりNaezyとDivineをモデルにしたインド初のヒップホップ映画『ガリーボーイ』の公開だろう。
それまで、ごく一部のファンしか聴いていなかったインドのストリートヒップホップが、ボリウッドのトップスターであるランヴィール・シンの主演で映画化されるという異常事態は、インドのインディーミュージック史上最大の出来事と言ってもよいかもしれない。
インドの音楽シーンを見渡すと、『ガリーボーイ』効果もあって、今年はヒップホップシーンがとくに元気だった印象。
ヒップホップについてはずいぶん書いた。
正直にいうと、これまで欧米や日本のヒップホップの熱心なリスナーでは無かったのだが、インドのシーンを通して、このカルチャーの魅力にあらためて気づくことができたのは自分にとって大きかった。
まずは、これまでのインドのヒップホップの歴史を自分なりにまとめたもの。
インドのヒップホップシーンの変化は本当に早く、Divineらによって巻き起こった「ガリーラップ」のムーブメントすらもはや過去に感じるほどだ。
映画『ガリーボーイ』ではムンバイ最大のスラム、ダラヴィが舞台となっているが、こちらはデリーのシーンを引っ張るAzadi Recordsの紹介。
積極的な活動は現在も相変わらずだが、ここでも紹介している鬼才トラックメーカーのSez on the Beatはすでにレーベルを離れている模様。
インド本国のヒップホップブームは海外のインド系ミュージシャンにも飛び火し、これはアメリカで活動しているプロデューサーによる作品。
音楽的にも、「ガリーラップ以降」の世界的な潮流との同期を感じさせる内容だ。
こちらはイギリス在住のパーカッショニスト/ジャズミュージシャンがインドのヒップホップ界隈のミュージシャンと作ったアルバム。
ヒップホップアルバムというよりは、ジャズとインド音楽の融合といった色合いが強いが、大傑作!
地元言語のシーンとは別に、英語のヒップホップはかなり洗練されたサウンドを聴かせるアーティストが多い。
インドの音楽シーンにおける日本のカルチャーの影響についてはずっと注目して来たが、この生地で紹介しているHanumankindの"Kamehameha"には驚かされた。
日本文化の影響を感じさせる曲といえば、このSanjeeta Bhattacharyaの"Natsukashii"はいい曲だった。
彼女はボストンのバークリー音楽院出身。
国内の才能も育って来ているとは言え、彼女のような留学組や帰国子女、NRI(海外在住インド人)のインドの音楽シーンにおける存在感は、やはり大きい。
日本との関わりで言うと、じつは彼らは日本の音楽に影響を受けたわけではないようなのだが、なぜか現地で「Jポップ」として紹介されている北東部ミゾラム州のバンド、Avora Recordsも印象深かった。
「インドのJポップバンド」という肩書きが面白かったのか、彼らのことを紹介した記事はこのブログ始まって以来の瞬間最大風速(1日あたり閲覧数)を記録した。
音楽以外の話題では、こんなインド文化論みたいなものも書いてみた。
インド人のこうした「文化的貪欲さ」みたいなものからは、学ぶところが大きいと個人的に感じている。
音楽以外では、今年は映画について書いたものも多かった。
『ガリーボーイ』 以外では、『パドマーワト』、『バジュランギおじさん』、『ヒンディー・ミディアム』、『カーラ』なんかについて書いている。
本音を言うと、昨今のインド映画ブームに乗っかってレビューを書いたら読者数が増えるかもしれない、という下心も多少あって、映画に関してはほぼ知識ゼロにも関わらずダメモトで挑戦してみたのだけど、作品の力なのか、見れば何かしら語りたいことが出てくるもので、調子に乗ってずいぶん書いてしまった。うれしいことに、音楽をテーマにした『シークレット・スーパースター』ではパンフレットに寄稿する機会までいただいた。
映画に関しては私なんかより詳しい人がゴマンといるし、今後もあくまでメインは音楽でやってゆくつもりだが、またインド映画を見たら何か書きたくなっちゃうんだろうなあ。
今年紹介したミュージシャンのなかで、個人的にもっとも印象に残っているのはプネーのバンドEasy Wanderlingsだ。
彼らのような洗練された音楽性のドリームポップ/フォークロックバンドはインド国内にも何組かいるが、海外のレーベルと契約しているParekh and Singh(コルカタ)や、海外公演の経験もあるWhen Chai Met Toast(ケーララ)と違って、Easy Wanderlingsはまだ知る人ぞ知る存在。
だが、優れた楽曲センスはもちろん、演奏力やハーモニーなどを含めて、彼らの音楽の心地よさは一級品で、もし自分がカフェを経営するなら、彼らの曲をずっと流しておきたいくらいだ。
彼らについては、4月にインタビューを含めた記事を掲載し、12月には素晴らしい新曲とアニメーションのミュージックビデオを取り上げた。
音楽性はもちろん、詩的かつ哲学的な歌詞のセンスも素晴らしい彼らに、ぜひ注目してほしい。
まあそんなこんなで、今年も1年間ありがとうございました。
これ以外の記事も一応がんばって書いてみたつもりです。
過去の記事が探しにくいのがこのブログの欠点なのですが、もし良かったらいろいろと読んでいただけたらうれしいです。
というわけで、2020年もよろしくお願いします!
--------------------------------------
凡平自選の2018年度のおすすめ記事はこちらからどうぞ!
ジャンル別記事一覧!
昭和生まれで、ノストラダムスの大予言に怯えながら幼少期を過ごした自分としては、一応無事に2020年まで生きてこられたってことがまずびっくりなわけだが、さらに驚くのは、この1年で私の「アッチャー・インディア」を読んでくれる人がずいぶん増えたってことだ。
インドのロックやヒップホップという極めてニッチかつマイナーなテーマのブログを開設した当初は、自分しか価値の分からない宝物を掘り出しては磨いて並べているような気分になったものだった。
隣のインド映画の鉱山には大勢の採掘人が集まり、買い付けのお客さんたちで賑わっているのを横目に、「ヒンドゥーのエミネム」とか「アンチカーストのデスメタル」なんていう掘り出し物を陳列しては、ヒマにまかせて並べた品にはたきをかけたりチャイを飲んだりしていたはずなのに、気がついたらこの1年でずいぶんお客さんが来てくれるようになっていた。
(お読みくださっているみなさん、ありがとうございます)
そりゃもちろん、もはや日本でも完全に人気の定着したインド映画と比べたら、インドのインディー音楽は認知度も人気も遠く及ばないが、それでもかつてのように1日の訪問者数が1ケタなんてことは無くなったし、普通の日で数十人、多い日には数百人の方がこのブログを読んでくださるようになった。
1日で千人近い人が読んでくれたこともある。
この1年は多くの出会いに恵まれた年でもあって、インド研究者の方々、インドの各方面で活躍されている方々、さらには映画、音楽、出版、芸能などの世界で活躍している方々とお会いする機会もあり、じつは普通の勤め人のおっさんである私は大いに刺激をいただいた。
あらためてみなさんに感謝する次第です。
また、1月の映画『あまねき旋律』の上映後トークショーをはじめ、8月のマサラワーラー鹿島さんとの"Indian Rock Night"、 10月のサラーム海上さんとHirokoさんとの"Gully Boy -Indian HipHop Night-"、11月の狛江プルワリさんでのイベントと、ブログの画面を飛び出して、みなさんに直接お話しする機会を何度もいただけたのもありがたかった。
あんまりお礼ばかり書いていると遺書みたいな感じになってくるのでこのへんでやめておくが、とにかく私の2019年は本当にいい1年だった。
じつは今年は厄年、しかも本厄ってやつだったのだけど、そんなことは一切感じなくて、もう良いことしかなかった。
最後にもう1回、改めてみなさんに感謝申し上げます。
インドの音楽シーンでの今年いちばんの話題は何かと考えてみると、それはやはりNaezyとDivineをモデルにしたインド初のヒップホップ映画『ガリーボーイ』の公開だろう。
それまで、ごく一部のファンしか聴いていなかったインドのストリートヒップホップが、ボリウッドのトップスターであるランヴィール・シンの主演で映画化されるという異常事態は、インドのインディーミュージック史上最大の出来事と言ってもよいかもしれない。
2月の本国での公開以降、インドのヒップホップシーンは空前の盛り上がりを見せた。
映画の内容も素晴らしく、早々に開催された日本での自主上映で鑑賞した私は、見終わった後しばらく立ち上がれないほどの衝撃を受けた。
そしてまさかインドでの公開と同じ年のうちに、ここ日本でも公式上映されるとは思わなかった。
『ガリーボーイ』については何度も書いているが、とくに気合を入れて書いたのはこのあたり。
最初に見たときの感想
日本での公開が正式に決定した時期に書いたもの
麻田先生、餡子さん、Natsumeさんのリリック翻訳プロジェクトも掲載させてもらった
映画の内容も素晴らしく、早々に開催された日本での自主上映で鑑賞した私は、見終わった後しばらく立ち上がれないほどの衝撃を受けた。
そしてまさかインドでの公開と同じ年のうちに、ここ日本でも公式上映されるとは思わなかった。
『ガリーボーイ』については何度も書いているが、とくに気合を入れて書いたのはこのあたり。
最初に見たときの感想
日本での公開が正式に決定した時期に書いたもの
麻田先生、餡子さん、Natsumeさんのリリック翻訳プロジェクトも掲載させてもらった
インドの音楽シーンを見渡すと、『ガリーボーイ』効果もあって、今年はヒップホップシーンがとくに元気だった印象。
ヒップホップについてはずいぶん書いた。
正直にいうと、これまで欧米や日本のヒップホップの熱心なリスナーでは無かったのだが、インドのシーンを通して、このカルチャーの魅力にあらためて気づくことができたのは自分にとって大きかった。
まずは、これまでのインドのヒップホップの歴史を自分なりにまとめたもの。
インドのヒップホップシーンの変化は本当に早く、Divineらによって巻き起こった「ガリーラップ」のムーブメントすらもはや過去に感じるほどだ。
映画『ガリーボーイ』ではムンバイ最大のスラム、ダラヴィが舞台となっているが、こちらはデリーのシーンを引っ張るAzadi Recordsの紹介。
積極的な活動は現在も相変わらずだが、ここでも紹介している鬼才トラックメーカーのSez on the Beatはすでにレーベルを離れている模様。
インド本国のヒップホップブームは海外のインド系ミュージシャンにも飛び火し、これはアメリカで活動しているプロデューサーによる作品。
音楽的にも、「ガリーラップ以降」の世界的な潮流との同期を感じさせる内容だ。
こちらはイギリス在住のパーカッショニスト/ジャズミュージシャンがインドのヒップホップ界隈のミュージシャンと作ったアルバム。
ヒップホップアルバムというよりは、ジャズとインド音楽の融合といった色合いが強いが、大傑作!
地元言語のシーンとは別に、英語のヒップホップはかなり洗練されたサウンドを聴かせるアーティストが多い。
インドの音楽シーンにおける日本のカルチャーの影響についてはずっと注目して来たが、この生地で紹介しているHanumankindの"Kamehameha"には驚かされた。
日本文化の影響を感じさせる曲といえば、このSanjeeta Bhattacharyaの"Natsukashii"はいい曲だった。
彼女はボストンのバークリー音楽院出身。
国内の才能も育って来ているとは言え、彼女のような留学組や帰国子女、NRI(海外在住インド人)のインドの音楽シーンにおける存在感は、やはり大きい。
日本との関わりで言うと、じつは彼らは日本の音楽に影響を受けたわけではないようなのだが、なぜか現地で「Jポップ」として紹介されている北東部ミゾラム州のバンド、Avora Recordsも印象深かった。
「インドのJポップバンド」という肩書きが面白かったのか、彼らのことを紹介した記事はこのブログ始まって以来の瞬間最大風速(1日あたり閲覧数)を記録した。
インドのミュージシャンの来日公演が相次いだのも印象的だった。
今年はケーララのスラッシュメタルバンドのAmorphiaや、ムンバイの女性ドリーミーポップデュオGouri and Akshaのように、アーティスト本人のネットワークを活かして来日した例や、高松で行われたアカペラの大会に来日したAditi Rameshを擁するVoctronicaなどが日本のステージに立った。
コアなファンを持つ音楽に関しては、もはや国籍や国境はほとんど意味を失ったと言えるだろう。(それでも、さまざまな面で「インドらしさ」が溢れるミュージシャンが多いこともまたインドのシーンの魅力なのだが)
今年はケーララのスラッシュメタルバンドのAmorphiaや、ムンバイの女性ドリーミーポップデュオGouri and Akshaのように、アーティスト本人のネットワークを活かして来日した例や、高松で行われたアカペラの大会に来日したAditi Rameshを擁するVoctronicaなどが日本のステージに立った。
コアなファンを持つ音楽に関しては、もはや国籍や国境はほとんど意味を失ったと言えるだろう。(それでも、さまざまな面で「インドらしさ」が溢れるミュージシャンが多いこともまたインドのシーンの魅力なのだが)
来日といえば、ヨギ・シン!
かねてから個人的に注目していた謎の占い師集団、ヨギ・シンが11月に丸の内で活動していることが確認され、連日捜索に出かけた顛末は熱を込めて書かせてもらった。
その正体をつきとめるには至らなかったが、今回の来日、そしてその後の調査で、彼らのことはかなり分かってきた。
かねてから個人的に注目していた謎の占い師集団、ヨギ・シンが11月に丸の内で活動していることが確認され、連日捜索に出かけた顛末は熱を込めて書かせてもらった。
その正体をつきとめるには至らなかったが、今回の来日、そしてその後の調査で、彼らのことはかなり分かってきた。
とくに、前回の記事で書いた通り、その「占い」のトリックに肉薄できたことは大きな収穫だった。
これからもヨギ・シンについては書いてゆきます。
これからもヨギ・シンについては書いてゆきます。
音楽以外の話題では、こんなインド文化論みたいなものも書いてみた。
インド人のこうした「文化的貪欲さ」みたいなものからは、学ぶところが大きいと個人的に感じている。
音楽以外では、今年は映画について書いたものも多かった。
『ガリーボーイ』 以外では、『パドマーワト』、『バジュランギおじさん』、『ヒンディー・ミディアム』、『カーラ』なんかについて書いている。
本音を言うと、昨今のインド映画ブームに乗っかってレビューを書いたら読者数が増えるかもしれない、という下心も多少あって、映画に関してはほぼ知識ゼロにも関わらずダメモトで挑戦してみたのだけど、作品の力なのか、見れば何かしら語りたいことが出てくるもので、調子に乗ってずいぶん書いてしまった。
映画に関しては私なんかより詳しい人がゴマンといるし、今後もあくまでメインは音楽でやってゆくつもりだが、またインド映画を見たら何か書きたくなっちゃうんだろうなあ。
今年紹介したミュージシャンのなかで、個人的にもっとも印象に残っているのはプネーのバンドEasy Wanderlingsだ。
彼らのような洗練された音楽性のドリームポップ/フォークロックバンドはインド国内にも何組かいるが、海外のレーベルと契約しているParekh and Singh(コルカタ)や、海外公演の経験もあるWhen Chai Met Toast(ケーララ)と違って、Easy Wanderlingsはまだ知る人ぞ知る存在。
だが、優れた楽曲センスはもちろん、演奏力やハーモニーなどを含めて、彼らの音楽の心地よさは一級品で、もし自分がカフェを経営するなら、彼らの曲をずっと流しておきたいくらいだ。
彼らについては、4月にインタビューを含めた記事を掲載し、12月には素晴らしい新曲とアニメーションのミュージックビデオを取り上げた。
音楽性はもちろん、詩的かつ哲学的な歌詞のセンスも素晴らしい彼らに、ぜひ注目してほしい。
まあそんなこんなで、今年も1年間ありがとうございました。
これ以外の記事も一応がんばって書いてみたつもりです。
過去の記事が探しにくいのがこのブログの欠点なのですが、もし良かったらいろいろと読んでいただけたらうれしいです。
というわけで、2020年もよろしくお願いします!
--------------------------------------
「軽刈田 凡平(かるかった ぼんべい)のアッチャーインディア 読んだり聞いたり考えたり」
更新情報や小ネタはTwitter, Facebookで!
凡平自選の2018年度のおすすめ記事はこちらからどうぞ!
ジャンル別記事一覧!
goshimasayama18 at 06:18|Permalink│Comments(0)