ユジク阿佐ヶ谷
2019年01月28日
『あまねき旋律』トークショーをやってきました!
かねてからお伝えしていた通り、昨日ユジク阿佐ケ谷さんにて映画『あまねき旋律』の上映後にトークショーを行ってきました!
ユジクさんについて最初に驚いたのが、今回の「旅するインド映画特集」に合わせて、ロビーにこんな素敵な黒板アートが描かれてていたこと。
今回の映画にちなんだ地域の説明がびっしり!
相当勉強になります。
これは写真だとわかりづらいけどものすごく巨大なイラスト!
描くの大変だっただろうなあ。
でもおかげで上映前から雰囲気が高まります。
地元にこんな映画館がある阿佐ケ谷の人がうらやましくなりました。
肝心のトークショーですが、うれしいことに映画を見たお客さんがほぼみなさん残ってくださり、しかもわざわざ事前にユジクさんでこの回の予約をしてくださった方も10名ほどいたとのこと。
たまたまこの回に『あまねき旋律』が見たかっただけかもしれませんが、重ねて御礼申し上げます!
それでは、この映画を配給しているノンデライコの大澤さんとの対談形式で紹介した音楽を改めてご案内します。
まず最初にかけたのはやっぱりこの曲。
ナガランドの"We are the World"こと、Voice of Nagalandの"As One".
ナガの16の部族が交代でヴォーカルを取り、メインランドから移住してきたアーリア系やドラヴィダ系の人々も歌うこの曲。
ユジクさんについて最初に驚いたのが、今回の「旅するインド映画特集」に合わせて、ロビーにこんな素敵な黒板アートが描かれてていたこと。
今回の映画にちなんだ地域の説明がびっしり!
相当勉強になります。
これは写真だとわかりづらいけどものすごく巨大なイラスト!
描くの大変だっただろうなあ。
でもおかげで上映前から雰囲気が高まります。
地元にこんな映画館がある阿佐ケ谷の人がうらやましくなりました。
肝心のトークショーですが、うれしいことに映画を見たお客さんがほぼみなさん残ってくださり、しかもわざわざ事前にユジクさんでこの回の予約をしてくださった方も10名ほどいたとのこと。
たまたまこの回に『あまねき旋律』が見たかっただけかもしれませんが、重ねて御礼申し上げます!
それでは、この映画を配給しているノンデライコの大澤さんとの対談形式で紹介した音楽を改めてご案内します。
まず最初にかけたのはやっぱりこの曲。
ナガランドの"We are the World"こと、Voice of Nagalandの"As One".
ナガの16の部族が交代でヴォーカルを取り、メインランドから移住してきたアーリア系やドラヴィダ系の人々も歌うこの曲。
それぞれの衣装や歌い回しに民族の特性が現れているのが見どころです。
Youtubeで見ると「誇りに思う」といったコメントが多いけど、この歌の理想が美しい背景には、理想とは反対の厳しい現実があるわけです。
かつてはナガの部族間での首狩り合戦もあったし、独立運動では派閥間抗争もあった。
それにメインランドの人々は映画でも描かれていたように自分たちを抑圧する存在でもある(中央に座っている政治家は地元出身ではなく、中央政府から派遣された人)。
だからこそこの曲のような調和を希求しているという背景があります。
あと、いろんな民族の人が出てくる中で、イスラム教徒だけ地域とか関係なくひとくくりに「ムスリム」っていうのはどうなのか、なんていう話をしました。
続いて紹介したのはTetseo Sisters.
『あまねき旋律』の舞台となったペク(Phek)出身の4姉妹です。
美しい4姉妹が歌う民族音楽は、ナガの人々が自らの伝統を振り返るきっかけのひとつにもなったようで、大澤さんが言っていた「ネーネーズのような存在」という例えが言い得て妙。
余計なお世話ではあるんですが、前々から思ってたけど、ちょっと彼女たち、メイクが濃すぎるんじゃないか。
ナチュラルメイクのほうがナガランドの自然な風景に合うのでは、なんていうのは極東の島国からのたわごとなわけですが、こんなところからも日本とナガとの感覚の違いが分かります。
次に話したのは、自然の中で敬虔なクリスチャンが暮らしているような印象のナガランドで、実は若者の間での悪魔崇拝が社会問題になっているんですよ、という話題。(くわしくはこちらの記事をどうぞ)
ナガランドのデスメタルバンド、Aguares。
デスメタルをかけたら、帰っちゃった人がいたのが印象的でした。
ゴメンナサイ。
そしてナガランドの若者の間で流行っているもうひとつの文化、日本のアニメとコスプレ。
(詳しくはこちら)
『あまねき旋律』と同じナガランドの人とは思えないこのコスプレっぷり。
都会の若者になってくると、顔立ちや表情もぐっと日本人に近くなります。
映画の中にも出てきた通り、ペクの村で歌われている伝統音楽も、一度はキリスト教への改宗によって途絶えたもの。
ペクの人々は、改宗や独立運動への弾圧によって途絶えてしまった伝統的な歌唱を復活させ、昔ながらの暮らしを続ける道を選んだ。
それとは対照的に、失われたアイデンティティーに代わるものとして日本のアニメに拠り所を見出す人もいるし、悪魔崇拝に走る若者もいるのかも、なんて話をしました。
最後に紹介したのはナガランドのクリスマスソング。
自分たちの文化ではサンタクロースもクリスマスケーキもプレゼント交換もなじみがないけど、故郷で過ごすクリスマスがやっぱりいちばんさ、と静かに歌うこの賛美歌(?)に、本来のクリスマスのあり方を改めて教えられるような気がします、というお話をしたところでちょうど時間となりました。
トークショーの25分はあっという間で、まだまだお話したいことあったのですが、話したかったことはだいたいこれまでのブログに書いてあるので、改めてリンクを貼りつけておきます。
特集ナガランドその1 辺境の山岳地帯に響く歌声 映画「あまねき旋律」
特集ナガランドその2 神の国となりし首刈りの地に悪魔の叫びが木霊する!悪魔崇拝とブラックメタル
特集ナガランドその3 ナガの地で花開く日本文化 ナガランドのオタク・カルチャー事情とは?
インド北東部ナガランドのクリスマスソング!
以前ブログに書いた以外で最近注目しているのは、ナガのミュージックビデオなんかに出てくる「ナガランドのちょっといい家」に、必ず鹿の頭が飾ってある、ということ。
このAlobo Nagaのミュージックビデオの豪邸なんて、3箇所も鹿の頭が飾られてる!(0:30と0:50と1:50ごろに注目)
日本で鹿の頭が3つも飾られている家なんて、マタギでも住んでないと思う…。
トークショーでも少し紹介しましたが、伝統文化が色濃く残る農村とか悪魔崇拝とかコスプレみたいな極端な話じゃなくて、自然なナガの人々の暮らしぶりが知りたかったら、ナガのボーイフレンドとインドで暮らしている「ナガ族との暮らし」さんのブログとTwitterが超面白くてオススメです。
「ナガ族との暮らし」ブログ
「ナガ族との暮らし」Twitter
日本のアニメが大人気のナガの人々に「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします」と日本語で言うとウケるとか、有益な情報がいっぱい!
俺もナガの人に言ってみたい!
個人的に大好きなのはナガの昔話で、どんな話か知りたい方はぜひ上記のブログを読んでみてください。
今回のトークイベントにお越しいただいた方、ノンデライコの大澤さん、そしてこのブログを読んでいただいているみなさんにあらためて感謝します!
インド系ポピュラー音楽の研究家の方にもお会いでき、私にとっても非常に楽しく有意義な機会でした。
来られなかった方、会場でお話できなかった方も、下のコメント欄や左側のメッセージ欄に気軽に書いてくださったらうれしいです。
それでは今後ともヨロシク!
★凡平自選の2018年度のおすすめ記事はこちらからどうぞ!
続いて紹介したのはTetseo Sisters.
『あまねき旋律』の舞台となったペク(Phek)出身の4姉妹です。
美しい4姉妹が歌う民族音楽は、ナガの人々が自らの伝統を振り返るきっかけのひとつにもなったようで、大澤さんが言っていた「ネーネーズのような存在」という例えが言い得て妙。
余計なお世話ではあるんですが、前々から思ってたけど、ちょっと彼女たち、メイクが濃すぎるんじゃないか。
ナチュラルメイクのほうがナガランドの自然な風景に合うのでは、なんていうのは極東の島国からのたわごとなわけですが、こんなところからも日本とナガとの感覚の違いが分かります。
次に話したのは、自然の中で敬虔なクリスチャンが暮らしているような印象のナガランドで、実は若者の間での悪魔崇拝が社会問題になっているんですよ、という話題。(くわしくはこちらの記事をどうぞ)
ナガランドのデスメタルバンド、Aguares。
デスメタルをかけたら、帰っちゃった人がいたのが印象的でした。
ゴメンナサイ。
そしてナガランドの若者の間で流行っているもうひとつの文化、日本のアニメとコスプレ。
(詳しくはこちら)
『あまねき旋律』と同じナガランドの人とは思えないこのコスプレっぷり。
都会の若者になってくると、顔立ちや表情もぐっと日本人に近くなります。
映画の中にも出てきた通り、ペクの村で歌われている伝統音楽も、一度はキリスト教への改宗によって途絶えたもの。
ペクの人々は、改宗や独立運動への弾圧によって途絶えてしまった伝統的な歌唱を復活させ、昔ながらの暮らしを続ける道を選んだ。
それとは対照的に、失われたアイデンティティーに代わるものとして日本のアニメに拠り所を見出す人もいるし、悪魔崇拝に走る若者もいるのかも、なんて話をしました。
最後に紹介したのはナガランドのクリスマスソング。
自分たちの文化ではサンタクロースもクリスマスケーキもプレゼント交換もなじみがないけど、故郷で過ごすクリスマスがやっぱりいちばんさ、と静かに歌うこの賛美歌(?)に、本来のクリスマスのあり方を改めて教えられるような気がします、というお話をしたところでちょうど時間となりました。
トークショーの25分はあっという間で、まだまだお話したいことあったのですが、話したかったことはだいたいこれまでのブログに書いてあるので、改めてリンクを貼りつけておきます。
特集ナガランドその1 辺境の山岳地帯に響く歌声 映画「あまねき旋律」
特集ナガランドその2 神の国となりし首刈りの地に悪魔の叫びが木霊する!悪魔崇拝とブラックメタル
特集ナガランドその3 ナガの地で花開く日本文化 ナガランドのオタク・カルチャー事情とは?
インド北東部ナガランドのクリスマスソング!
以前ブログに書いた以外で最近注目しているのは、ナガのミュージックビデオなんかに出てくる「ナガランドのちょっといい家」に、必ず鹿の頭が飾ってある、ということ。
このAlobo Nagaのミュージックビデオの豪邸なんて、3箇所も鹿の頭が飾られてる!(0:30と0:50と1:50ごろに注目)
日本で鹿の頭が3つも飾られている家なんて、マタギでも住んでないと思う…。
トークショーでも少し紹介しましたが、伝統文化が色濃く残る農村とか悪魔崇拝とかコスプレみたいな極端な話じゃなくて、自然なナガの人々の暮らしぶりが知りたかったら、ナガのボーイフレンドとインドで暮らしている「ナガ族との暮らし」さんのブログとTwitterが超面白くてオススメです。
「ナガ族との暮らし」ブログ
「ナガ族との暮らし」Twitter
日本のアニメが大人気のナガの人々に「この番組はご覧のスポンサーの提供でお送りします」と日本語で言うとウケるとか、有益な情報がいっぱい!
俺もナガの人に言ってみたい!
個人的に大好きなのはナガの昔話で、どんな話か知りたい方はぜひ上記のブログを読んでみてください。
今回のトークイベントにお越しいただいた方、ノンデライコの大澤さん、そしてこのブログを読んでいただいているみなさんにあらためて感謝します!
インド系ポピュラー音楽の研究家の方にもお会いでき、私にとっても非常に楽しく有意義な機会でした。
来られなかった方、会場でお話できなかった方も、下のコメント欄や左側のメッセージ欄に気軽に書いてくださったらうれしいです。
それでは今後ともヨロシク!
--------------------------------------
「軽刈田 凡平(かるかった ぼんべい)のアッチャーインディア 読んだり聞いたり考えたり」
更新情報や小ネタはTwitter, Facebookで!
★凡平自選の2018年度のおすすめ記事はこちらからどうぞ!
goshimasayama18 at 22:07|Permalink│Comments(0)
2019年01月10日
1月27日(日)ユジク阿佐ヶ谷にて「あまねき旋律」上映後トークショーを行います!
このブログでもたびたび紹介しているインド北東部ナガランドを舞台にしたドキュメンタリー映画「あまねき旋律」の東京での再上映に合わせて、なんと不肖私こと、軽刈田 凡平がユジク阿佐ヶ谷での上映後にナガランドの音楽シーンについてお話しさせていただくことになりました。
こんなふざけた名前の人間に声をかけていただいた関係者各位に感謝です!
この上映は「旅するインド映画特集」という企画の一環で、近年話題の「きっとうまく行く」「PK」や「マダム・イン・ニューヨーク」そして「バーフバリ」といった映画と合わせて上映されるもの。
ボリウッド(よく誤解されるけどインド映画全般ではなくヒンディー語映画を指す言葉です)やテルグ語などの劇映画作品の中で、この「あまねき旋律」は超異色の北東部を舞台にしたドキュメンタリーだ!
これは燃える!
インド北東部を勝手に代表して(同じモンゴロイドとして)がんばります!
会場のユジク阿佐ヶ谷さんのホームページにもご覧の通り。
カルカッタ ボンベイさんによる「舞台挨拶」!
まったく映画の製作に携わっておらず、登場もしていないのに舞台挨拶とは!
まさか自分の人生で「舞台挨拶」なるものを経験する日が来るとは思わなかった…。
さらにクリックしてみたら…
今度はトークショーと来た!
わしゃただのブログ書きなのに、ありがたいやら恐れ多いやら。
この「あまねき旋律(しらべ)」は、山形ドキュメンタリー映画祭で日本映画監督協会賞と奨励賞をダブル受賞したのち、昨年10月6日にポレポレ東中野で上映されて以来、全国に上映の輪が広がり、このたび東京での凱旋再上映となった非常に評価の高い作品。
この映画の主役は、棚田が広がるナガランド州南部のペク地方でチャケサン・ナガ族に歌い継がれている伝統的な歌唱だ。
労働歌でもあるこの歌は、近年キリスト教への改宗によって途絶えたかと思われたものの、今日までその素朴な暮らしの中で農作業とともにコミュニケーションの手段として歌い継がれている。
農村の労働歌と侮るなかれ、複雑なハーモニーと即興で哲学的な歌詞を乗せたその歌には、単純に形容できない深さと味わいがある。
生活とは?労働とは?
仲間とは?喜びとは?
娯楽とは?生きる意味とは?
決して声高に何かを主張する作品ではないが、この映画はひとびとの根源に関わる問いを静かに、しかしまっすぐに投げかけてくる。
そして、インドでは周縁的な存在であることを余儀なくされているナガの歴史とは?
今回のトークイベントでは、映画で語られている以外の驚くべきナガの側面を紹介するつもり。
実際にナガランドの最近の音楽を聴いてもらいながらお話しします。
改めてご案内すると、軽刈田 凡平トークは1月27日(日)ユジク阿佐ヶ谷にて。
16:40開始の会の上映後にトークを行い、18:30頃に終了の見込みです。
詳細はユジク阿佐ヶ谷さんのホームページからご確認を。
みなさん是非お越しください。
この「あまねき旋律」、インド映画やインド音楽に興味があるとかないとかに関係なく、もちろん私のトークも置いておいて、どんな方にでもおすすめしたい映画です。
ユジク阿佐ヶ谷での上映後もまだまだ都内や全国での上映が続くようなので、この機会に見られない方もぜひ見てみてください!
上映館情報はこちらから!
http://amaneki-shirabe.com/theater.html
若干トークのネタバレになるかもしれないけど、これまでに書いたナガランド関連の記事を貼り付けておきます。
特集ナガランドその1 辺境の山岳地帯に響く歌声 映画「あまねき旋律」
特集ナガランドその2 神の国となりし首刈りの地に悪魔の叫びが木霊する!悪魔崇拝とブラックメタル
特集ナガランドその3 ナガの地で花開く日本文化 ナガランドのオタク・カルチャー事情とは?
インド北東部ナガランドのクリスマスソング!
それでは1月27日(日)、ユジク阿佐ヶ谷でお待ちしてます!
凡平自選の2018年度のおすすめ記事はこちらからどうぞ!
こんなふざけた名前の人間に声をかけていただいた関係者各位に感謝です!
この上映は「旅するインド映画特集」という企画の一環で、近年話題の「きっとうまく行く」「PK」や「マダム・イン・ニューヨーク」そして「バーフバリ」といった映画と合わせて上映されるもの。
ボリウッド(よく誤解されるけどインド映画全般ではなくヒンディー語映画を指す言葉です)やテルグ語などの劇映画作品の中で、この「あまねき旋律」は超異色の北東部を舞台にしたドキュメンタリーだ!
これは燃える!
インド北東部を勝手に代表して(同じモンゴロイドとして)がんばります!
会場のユジク阿佐ヶ谷さんのホームページにもご覧の通り。
カルカッタ ボンベイさんによる「舞台挨拶」!
まったく映画の製作に携わっておらず、登場もしていないのに舞台挨拶とは!
まさか自分の人生で「舞台挨拶」なるものを経験する日が来るとは思わなかった…。
さらにクリックしてみたら…
今度はトークショーと来た!
わしゃただのブログ書きなのに、ありがたいやら恐れ多いやら。
この「あまねき旋律(しらべ)」は、山形ドキュメンタリー映画祭で日本映画監督協会賞と奨励賞をダブル受賞したのち、昨年10月6日にポレポレ東中野で上映されて以来、全国に上映の輪が広がり、このたび東京での凱旋再上映となった非常に評価の高い作品。
この映画の主役は、棚田が広がるナガランド州南部のペク地方でチャケサン・ナガ族に歌い継がれている伝統的な歌唱だ。
労働歌でもあるこの歌は、近年キリスト教への改宗によって途絶えたかと思われたものの、今日までその素朴な暮らしの中で農作業とともにコミュニケーションの手段として歌い継がれている。
農村の労働歌と侮るなかれ、複雑なハーモニーと即興で哲学的な歌詞を乗せたその歌には、単純に形容できない深さと味わいがある。
生活とは?労働とは?
仲間とは?喜びとは?
娯楽とは?生きる意味とは?
決して声高に何かを主張する作品ではないが、この映画はひとびとの根源に関わる問いを静かに、しかしまっすぐに投げかけてくる。
そして、インドでは周縁的な存在であることを余儀なくされているナガの歴史とは?
今回のトークイベントでは、映画で語られている以外の驚くべきナガの側面を紹介するつもり。
実際にナガランドの最近の音楽を聴いてもらいながらお話しします。
改めてご案内すると、軽刈田 凡平トークは1月27日(日)ユジク阿佐ヶ谷にて。
16:40開始の会の上映後にトークを行い、18:30頃に終了の見込みです。
詳細はユジク阿佐ヶ谷さんのホームページからご確認を。
みなさん是非お越しください。
この「あまねき旋律」、インド映画やインド音楽に興味があるとかないとかに関係なく、もちろん私のトークも置いておいて、どんな方にでもおすすめしたい映画です。
ユジク阿佐ヶ谷での上映後もまだまだ都内や全国での上映が続くようなので、この機会に見られない方もぜひ見てみてください!
上映館情報はこちらから!
http://amaneki-shirabe.com/theater.html
若干トークのネタバレになるかもしれないけど、これまでに書いたナガランド関連の記事を貼り付けておきます。
特集ナガランドその1 辺境の山岳地帯に響く歌声 映画「あまねき旋律」
特集ナガランドその2 神の国となりし首刈りの地に悪魔の叫びが木霊する!悪魔崇拝とブラックメタル
特集ナガランドその3 ナガの地で花開く日本文化 ナガランドのオタク・カルチャー事情とは?
インド北東部ナガランドのクリスマスソング!
それでは1月27日(日)、ユジク阿佐ヶ谷でお待ちしてます!
--------------------------------------
「軽刈田 凡平(かるかった ぼんべい)のアッチャーインディア 読んだり聞いたり考えたり」
更新情報や小ネタはTwitter, Facebookで!
凡平自選の2018年度のおすすめ記事はこちらからどうぞ!
goshimasayama18 at 21:00|Permalink│Comments(0)